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【タックルインプレ】24ツインパワー2500SHG

24ツインパワー2500SHG

質実剛健
スピニングリールの可能性を広げ続け、盤石の進化を遂げたツインパワー。初代モデルから現モデルまで一貫して過飾をせず、実釣における耐久性、機能的であることを追い求めてきました。この不変のコンセプトがフィールドに足しげく通うコアなアングラーに安心感を与えてくれるとともに、ツインパワーはアングラーと強固に繋がり、その一部となって体験を心に刻んでゆきます。ツインパワーは、ステラに搭載されている最先端の技術、インフィニティクロス、インフィニティドライブ、インフィニティループ、デュラクロス、アンチツイストフィンを搭載。細部に至るまで機能性を追求し、実直なまでにアングラーへ寄り添う存在になります。

キャスト性能

★★★★★

密巻きとロングストロークスプールのおかげで、飛距離が出るらしい。
正直に言うと、解らん。
けど、キャスト時の飛距離で飛ばないという感じも無いので、多分飛んでいるのであろう。
特段マイナス点が無いので、評価は高め。

巻き心地

★★★★★

これは明確に良いと言える。
15ツインパワーと21アルテグラを持っているが、巻き心地に関していえば、まったく別物。

15ツインパワーの巻き心地に関しては、堅牢なボディでギアを包み込んでおり、そのギアのかみ合わせを感じる巻き心地と言う感じ。
分かりにくいが、ボディがしっかりしており、歪まないボディのおかげでギアのかみ合わせが明確に分かるような感じ。
巻き心地自体は良くて、雑味の無いギアのかみ合わせを感じる。
ちなみに同世代のリールでは歪む感じがあり、若干の雑味を感じる。
21アルテグラは、ボディが軽量になったおかげで、ギアのかみ合わせを感じる事が無い、軽い巻き心地。
15ツインパワーとは系統の違う巻き心地で、巻き心地自体は良い。

24ツインパワーの巻き心地を一言で表すと、「無」。
ギアのかみ合わせも感じない。雑味も無い。ただハンドルを回している感触だけが伝わる。
とにかく「無」の巻き心地。

剛性感

★★★★★

剛性感も良いです。
歪む感じも無い。
魚を掛けても何食わぬ顔で巻いてこれる。

コストパフォーマンス

★★★★☆

ステラとバンキッシュ以外で、密巻きが味わえるモデル。
剛性感もあり、巻き心地も極上。

唯一無二感があり、値段は高いがその価値があるように感じる。
デザインも良くて、高級感もあり、満足度は高い。

密巻きについて

フロロ5ポンドを巻いて、主にライトプラグの巻きに使っている。
巷で話題になっている密巻きのトラブルは今の所、一度も発生していない。

これは、キャストの一連の動作の中で、キャスト後にスプールからラインを引っ張る癖がついており、普段からトラブルが少ない操作を行っている為かもしれない。
既存のリールでもこの作業を常にこなす事で、リールのトラブルはあまり起きていない。

また、PEラインの方がトラブルが多い為、PEラインを使用するとトラブルの起きる確率が上がるかもしれない。
この一連の動作を普通に行える人に関しては、密巻きのデメリットが無い為、購入しても良いかと思う。

総合評価

★★★★★

リール自体の性能は非常に高い。

15ツインパワーからの買い替えでは、あまりの違いに衝撃を覚えるだろう。
15ツインパワーの購入は以下のキャッチコピーにやられました。このキャッチコピーのおかげで10年ぐらい使い続けた。

■“HAGANE”ギア。
シマノテクノロジーの結晶、
高耐久アルミ冷間鍛造ドライブギア──“HAGANE”ギア。

「ギアのシマノ」が最先端のテクノロジーを駆使して送り出す心臓部・“HAGANE”ギアは、驚異の耐久性によって“箱を開けたばかりの気持ちの良いフィーリング”が今まで以上に長く持続する。その秘密はただでさえ高い耐久性を誇る超々ジュラルミン冷間鍛造ギアを一層肉厚化、大径化したことだ。これによってギアの耐久性は常識をはるかにしのぐレベル(従来比175%)を実現、アングラーに未知の「力」をもたらすこととなった。


ちなみに実釣性能においては、21アルテグラで十分な性能ではあるが、趣味の時間に対して所有感や使い心地を求める人にとっては十分価値があるリールであると思う。

デザインも良いし、マジで良いです。

bassmania

バス釣り歴20年以上。 ロッドビルド歴10年以上。

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