Haut Tonと言う中華メーカーのリールで、特徴なのは重量が109gと言う、とんでもなく軽いリール。
ボディ素材もカーボンファイバーで剛性を確保しているらしい。
アリエクでの評価が結構高く、アジングに使用できるレベルのリールと言う事で購入してみました。
同じぐらいのサイズ感のSERSIR Streamもありますが、こちらはまだ未使用。
モデルは3種類あり、今回はLS500を購入。
各部パーツを見てみると、ワンピールベールを搭載している。
LINGXIと同じ様に、メインシャフトを上下2本のシャフトで支える構造となっている。
この構造が搭載されているリールは、中華では比較的新しい構造で、巻き心地がかなり良くなっている印象があります。
LINGXIでも巻き心地はかなり良かったが、アリエクの評価ではさらに良い巻き心地らしい。
到着した箱から確認。
今回の配送は箱が潰れておらず、日数も早く4日での配送だった。良い配送
シールで見れないが、リールの正式名称は「LiteSpin」リール本体には「LS」の略称が刻まれている。
箱には「TEBEN」という文字とロゴっぽいものがあり、発売元のメーカーはHout Tonだったが、製造メーカーはTEBENかもしれない。
ここにもTEBEN Premium Spining Reelと記載がある。
中華リールでも「Premium」や「プレミアム品質」と書いてあるリールは当たりリールが多い印象。
実際に到着したリールを見ると、見た目は全体が黒で、ワンポイントとして緑を基調としたカラーが入っている。
リールのサイズはかなり小さく、SERSIRのStreamと同じぐらいの大きさ。
リールのハンドルは、カシメタイプとなっており、ベアリングの追加は出来ない仕様となっている。
スプールを見ると、ブランキング加工がなされており、背景が透けて見えるほど肉抜きされている。
軽量化する事に対して、徹底的なこだわりが感じられる。
スプールを分解すると、一般的なドラグの作りとなっている。
ドラグの効きは良い感じ。
スプールを支持するシャフト部にはベアリングが入っていない。
水の侵入を止める機構も最小限となっている。
ローターを見ると、極限まで肉抜きされた形状となっており、ここも軽量化が徹底されている。
ボディ自体が小さいにも関わらず、さらにボディへの肉抜きを欠かさない。
この辺りも軽量化に対する姿勢がうかがえる。
ボディサイズはSERSIRのStreamとほぼ同じサイズ感であるが、ボディの金型は共有されていない。
ローター回りは、Streamと比較して、ワンピースベールの搭載が行われている。
並べてみると、ボディ形状が結構違う。
重量を計ると、「110.51g」カタログ表記は109gであるが、大体同じぐらいの重量。
非常に軽量。
軽量にも関わらず、剛性も確保されている感じが良い。
このリールの用途的にも小型の魚がメインになるので、過剰なぐらいの剛性はあると思う。
実際にリールを巻いてみると、巻き心地は非常に良く、LINGXIと同等かそれ以上の巻き心地となっている。
ドラグの性能も良く、ライトラインでの釣りもできそうな感じであった。
ただし、中華リール特有のドラグサウンド機構は搭載されているので、滑り出しには国産リールよりも劣る感じはある。
巻き心地で、リールの巻き出しが非常に軽い。
やはりローターの肉抜きや、サイズの小ささがそのまま巻き出しの軽さにつながってる感じがある。
今まで購入した中華リールの中でもトップクラス。
箱出しでの評価であるが、国産リールと比べても良い部類に入る。
これも非常に軽い。
今まで購入した中華リールの中でもトップ。
ドラグの滑り出しも滑らかで、中華特有のドラグ音機構の問題があるが、それでも中華リールの中では滑らか。
価格は3000円前後で購入可能、自分は2740円で購入。
「よりどり」で販売されているので、購入額に応じて送料無料やさらに値引きが期待できる。
巻き心地、リールの軽さなど、かなり高次元の性能となっている。
リール本体がかなり小さいので、釣りの用途は限定されるが、このリールも非常にオススメのリール。
ただ、リール本体が軽すぎるので、合わせるロッドのロッドバランスが非常に重要となる。
特にスピニングロッドは、ガイドが重いので先重りしやすい。
リールがある程度重いと先重り感が薄れるが、ここまでリールが軽いと逆に先重りの影響で人間的は疲労は大きくなるのが注意点