中華リール界で、それなりに評価が高KINGDUMのmicro Monster Proである。
メタルフレームのボディに32mm径のスプールを搭載し、ブレーキシステムがダイワマグフォース+シマノのFTBを組み合わせた様なシステムになっている。
リールの仕様は以下の通り。
メタルフレームの割に重量が138gと軽量。
スプールは32mm径で、6.2gと軽量。
ベアリング、インダクトローターが付いてこの重量はなかなかものものである。
写真では少し大きめに見えるが、実際にはかなりコンパクトで、リールの高さが38mmと、前回紹介したCAST PROと同じ高さしかない。
全長は少し長めではあるが、非常にパーミングしやすい。
実際のパーミング感は、15アルデバランに近い感覚。1mmこちらの方が高さがある。
15アルデバランはシマノベイトリールで最も低い37mm。
特筆すべきは、中華リールあるあるの、スプールとボディのクリアランスが狭く、糸嚙みが起きにくい。
実際に12lbのラインでは問題が発生しない。
12lbと聞くとそんな太いラインと思われるかもしれないが、中華リールでは12lbのラインでも糸嚙みが発生するリールが沢山ある。
デザインも好みで、メタルフレームのおかげで、クリアランス・剛性感など、十分合格のリールである。
一部懸念としては、このリールのコメントで、ブレーキの効きが弱いとのコメントが多数り、そこが気になるところ。
実物はこんな感じ。
標準ではベアリング数が6+1と少ないが、ハンドルノブに4つ追加出来る。
実際に確認すると、7×4×2mmのベアリングが追加出来る。
7×4のベアリングは良く売られているのが、7×4×2.5mmなので、追加する際は間違って購入しないように。
正直、質感・巻き心地・パーミング性能など十分な性能となっている。
コメントにあるブレーキ性能が気になるが、それは実際に使用してから確認する。
ちなみに実売価格は、8400円(セール直後で在庫が減った為、少し割高)ぐらいだが、セールでは6000円ぐらいで購入が出来る。
自分の購入価格は、5800円ぐらい。