★★★★★★★☆☆☆
疑似餌屋のオーナーの青木プロが考案したリールシート。
特徴は、カーボン強化樹脂と、チタン材を組み合わせた新機軸のリールシート。
高強度、軽量のリールシートで、リールシート自体が固い事で感度も良いらしい。フード部分の溝が両サイドに彫られており、リールシートの固さも相まって、リールのホールド性能も良いと感じる。
この辺りはFBCSと同じような印象。
リールシート自体は、カーボン樹脂を研磨して作られており、非常に高価なリールシートとなっている。
評価が低いのは、値段が高い事が原因。
サイズは2種類用意されており、13サイズと15サイズがあり、内径と外径がそれぞれ違う。
これもFBCSと同様
実際の形状は、スピニングのリールシートの中では近いものが無いが、握りやすさは結構良い。
TVSほど細く無く、IPSほど太くない。汎用的な用途で使えそうなリールシート。
完全な円柱の形状では無い(どちらかと言うと長方形)為、回転方向へのホールド感も高い。
VSSと同じ感じで使えるので、握ってみて自分にあった方を選ぶのが良いと思う。
2025年にはVSSのTCH版が出たので競合となるが、使用用途を選ばない使い方ができるリールシートな感じ。
説明ではアップロックとダウンロッド両対応と言う説明があるが、リールフット回りに斜めの凹凸があり、アップロック側に使うのを推奨している感はある。
値段が高く選びにくいが、VSSと比較してみて気に入った形状であれば選択肢に入れても良いと思う。