Categories: 自作ロッド

自作ロッド GLX C722

G.Loomisのブランクスを使用した自作ロッド。
G.Loomisの表記が分かりにくいですが、全長6フィートになります。

G.LoomisのGLXブランクスを使用したロッドで、作成コンセプトは、究極のアキュラシーを目指したロッドです。

ロッドの仕様は、リールシートにPTS、ガイドはチタンのオリジナルセッティングでビルドしました。

ガイドのリングサイズは全体的に大きくし、良くしなるように設計したつもりでしたが、ブランクスが想像以上にシャープで張りがあり、想定よりピンピンのロッドに仕上がっています。

グリップ長は200mm前後、バランサー無しでリールシート手前にバランスが来る位置にしてあります。

リアグリップは当初ストレートのコルクグリップで作成していましたが、あまりの使いにくさにグリップを削った所、削りすぎて穴が開いたので、エポキシで無理やり穴をふさぎました。
リアグリップを削った関係で持ちやすさは非常に向上しました。

実際のロッドの評価としては、かなり使いにくく、ロッドレングスが短い割りにシャープな為、キャストのスイートスポットが狭い関係でキャストアキュラシーが悪いです。

ロッドが短い為、ミノーのジャーキングに良さそうに感じますが、ロッドが完全バランスで且つかなり軽量の為、ジャーキングをロッドがアシストしてくれません。
具体的に言うと、ロッドの曲がりと重さを使用したジャーキング操作が出来ず、自分の腕の力で無理やりルアーを動かすアクションしかできません。

そして、ブランクスの素材特性上、底モノに向くのですが、ロッドレングスが短い為、それも使いにくいと言う、何に使えば良いのか解らないロッドに仕上がっています。

デザイン的には気にはいっているのですが、如何せん使用用途が不明な一品。
強いて上げるなら、ロッドビルドの勉強になったロッド。

bassmania

バス釣り歴20年以上。 ロッドビルド歴10年以上。

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