自作ロッド T1100-M40X 1.98m Power ML②

今回はパーツの加工が中心。
グリップに使用するパーツが決まったので、軽量化の為の加工を行う。

まずは、アーバーの作成。

リールシートの内径が15mm、ブランクスの外径が12mmなので、極力近いカーボンパイプをつかってアーバーを作成する。アーバーは購入するのが簡単であるが、通販で手に入れるのは時間が掛かるので、カーボンパイプを切断して作る様にしている。

今回は軽量化の為、小さいアーバーを作成。
強度については懸念があるが、一旦これで作成。
リールシートを2か所で支える。重量2.44g

次はフロント、リアグリップを必要最低限の長さにして軽量化する。

切断部分にマスキングテープを貼って、カッターナイフで切断

切断面と角部分をヤスリで削り整形する。

重量測定

加工前の重量 9.98g

加工後の重量 8.0g(-2g)

加工前の重量 3.4g

加工後の重量 2.0g(-1.4g) コルクグリップに付いているフィルムを剥がしているので、その重量も減っている。

今回使用するワインディングチェックの重量 1.31g

軽量化の結果

約3.4g軽量化

トップガイドのサイズ

【カタログ値】
長さ 1.98M
閉じた長さ:1.05
Power ML
アクション:XF
ルアーウェイト:3-18g
先端直径:1.5mm
バット径:12.1mm
重量:34.5g

グリップパーツの接着のついでにトップガイドの接着を行うが、カタログ値(1.5mm)に合わせて購入したトップガイド 1.6mmを準備していたが、実際に計ると1.7mmとなっていた。

これは前々から気になっていたが、このブランクス、2.0MのMブランクスじゃないのか?
確かに長さは2.0mに比べて短かったので、1.98mで合っているが、元になる(切断前)ブランクスは間違っているのでは?

カタログ重量34.5g➡36g
ティップ径も、1.5mm➡1.7mm
実際にブランクスを曲げてみた感じも、2.0Mと同じ様な感じであった。

【カタログ値】
長さ 2.0M
閉じた長さ:1.05
Power M
アクション:XF
ルアー重量:5-20g
先端直径:1.6mm
バット径:12.2mm
重量:37g

とは言っても今更交換もできないので、ティップを削ってトップガイドを接着する。

今回はここまで。

bassmania

バス釣り歴20年以上。 ロッドビルド歴10年以上。

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