今回はロッドビルドの最終工程。
ガイドのエポキシコーティングは完了。
ガイドのエポキシコーティングが完了したときの重量は77.68g
しかし、フジepoは使いやすい。
作業中の粘度がかなり柔らかく、スレッドへの浸透が早い、そして実際に触れるぐらいの硬化時間も短め。
フックキーパーの装着とグリップの接着。
重量が「78.47g」と最終的には80gを切る重量となった。
さらに軽量化する余地もあり、Fazliteガイドをトルザイトガイドにすると、75gを切ってくるだろう。
このロッドに装着するリールはLINGXIにしているが、リール本体の重量が153g軽量。
流石にロッドのバランス的には少し先重りが発生する。
とは言ってもロッド自体が相当軽いので、バランサー無しでも使用には問題が無いレベル。
レガリス2500S(185g)を装着すると先重りが気にならなくなる。
やはり軽量化のみを追求すると、ロッドのバランスが悪くなる。
とは言っても、総重量が78.5gと66MLのロッドではかなり軽量な方ではないか?
と言う事で、バスロッドでどれぐらい軽量なのかを確認してみる。
軽量に振ったロッドではないが、同じぐらいの長さで95gぐらい。
こちらは割と軽量に振ったロッド。
同じぐらいの長さで87gぐらい。
シマノとジャッカルコラボのハイエンドモデル。
流石に軽量にもかなり振っている。
長さが微妙に違うが、同じぐらいの長さで80g前後。
1本だけ59gととんでもなく軽いロッドがある・・・
シマノとジャッカルコラボの旧ハイエンドモデル。
こちらも結構軽さに振っている。
同じぐらいの長さとパワーで、85gぐらい
シマノとジャッカルコラボの中価格帯モデル。
こちらのモデルは軽量だが、グロリアスよりも少し重ため。ステンガイドだからか?
85gぐらい
ダイワのハイエンドモデル。
AGS搭載で、かなりの軽量化モデル。
同じぐらいの番手で61g!次元の違う軽さ。
ダイワの旧ハイエンドモデル。
こちらも軽量化に力を入れているが、バランス重視か?
同じぐらいのモデルで、90g前後
ダイワのミドルクラスモデル
同じぐらいのモデルで90g以上
エバーグリーンのカレイドのスピニングモデル
重量よりも価格に驚く
そこまで軽量化に振っていない。90g前後か?
所有感に全振りしているモデルか、趣味の世界なのでそれも良いかもしれない。
今回のロッドの重量が78.5gと言う事で、ポイズンアルティマクラスの重量となっている。
コスメの簡素化や、ロッドバランスをある程度無視すると、ここまで軽量に作れると言う感じ。
実際にリールを付けて手に持ってみると、ロッドとリールの総重量(78g+153g)は軽いが、以前作成した ALI Expressブランクスのロッドビルド(64L)と自作ロッド MB692-1 Delta(69L)のバランスを取ったロッドと持った感じは変わらない。
市販のハイエンドロッドは基本的にロッドバランスは取っている?と思うので、単純な軽量化よりもバランスを保った状態での軽量化が非常に大事。