G.Loomisのブランクスを使用した自作ロッド。
G.Loomisの表記が分かりにくいですが、全長6.6フィートになります。
G.LoomisのGLXブランクスが破格の10000円で売られていたので、興味本位で購入しました。
ロッドの仕様は、リールシートにACS、ガイドはチタンのセミマイクロガイドセッティングでビルドしました。
グリップ長は220mm前後、バランサー無しでリールシート手前にバランスが来る位置にしてあります。
ロッドの重量は、126gでまずまずの感じ。
ロッドのコンセプトは、底モノ系ロッドで、デザインはエバーグリーンのテムジンクロスファイアシリーズのストレートグリップバージョンという感じで作りました。
ノースフォークコンポジットのMB665-1(HM)とコンセプトが丸被りしており、スペック上は、若干柔らかい底モノ用ロッドな感じです。
その為、使用頻度自体が少ないですが、MB665-1(HM)と比較すると、GLXブランクスの方が張りがあり曲がりにくい印象があります。MB665-1(HM)の方がもっちり感があり、素直に曲がる感じがあります。
多分、GLXのブランクスのシリーズがSJ(SPIN JIG)シリーズなので、テーパーがよりファーストテーパー寄りではないかと思います。
ノースフォークコンポジットでもSJシリーズのIMをビルドしましたが、それと比較しても張りが強いと感じます。
個人的な好みは、ノースフォークコンポジットのブランクスです。
日本の同じようなコンセプトのロッドと比較すると、さすがにG.Loomisのブランクスだけあって、張りがあるけどちゃんと曲がってトルクフルな印象のブランクスです。
感度は、MB665-1(HM)よりもGLXの方が良いと感じます。
キャストする時の気持ちよさは、MB665-1(HM)。
魚を掛けた時の感じもMB665-1(HM)。
アクションさせるときの感じは、GLXの方が良い印象です。
全体的にかなりシャープな印象で、掛けるとちゃんと曲がって魚を取れるロッドです。
このブランクスが出た当時は、マイクロガイドなんてなかった時代で、糞でかいガイドを付けていたので、そのようなガイドを付けるとまた印象が変わると思います。
合わせているリールは、07メタニウムMGにBFSスプールを組み合わせています。
ACSのリールシートですが、07メタニウムMGなら何とか握りやすい感じです。