仕事が忙しくて中々ロッドビルド作業が進まなかったが、ガイド関連の位置決めについては大体完了。
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ストローガイドセッティングに挑戦しているが、バットガイドの高さやリング径の小ささに本当に大丈夫なのか?と疑問が出てくるが、実際に作ってみない事には解らない。
一番心配しているのが、やはりキャスト性能。
ガイドの配置を見ると、ティップからベリー部分に関しては、ガイド間隔が狭く、うまくブランクスのパワーを引き出せるセッティングになっているので、まったく問題は無いと思っているが、やはり、バットセクションのガイドセッティングに関しては、いまだ疑問が残る感じ。
実際にルアーをキャストしてみて性能を確かめたい所ではあるが、生憎休日は雨が多いので、試し投げがまだ出来ずの状態。
一応、ガイドを仮付けしてみてロッドバランスを見ると、リールを付けた状態で、フロントグリップから5cmぐらいの距離がセンターのバランスになっている。
ギリギリバランサー無しで行けるかどうか?と言う感じのバランス。理想はセンターバランスがフロントグリップぐらいの位置に来るぐらいがベスト。
リールを4000番にするとぴったりのバランスになりそう。
現状、21アルテグラC3000番を想定してロッドビルドしているので、どうするか悩み中。
ガイドに糸を通して曲げてみた感じ、非常に良い曲がり方をするブランクス。
ブランクスの状態で曲げてみると固いイメージがあったが、ガイドを付けて曲げるといい感じの固さ。
ある程度の負荷をかけるとちゃんとバットまで曲がるので、バット部分がちゃんと仕事する感じで、バラシが少なく、アングラーの負担を減らしてくれるいいブランクスだと思う。
ブランクスの素材も中弾性(30tぐらい)のブランクスっぽく、ハリがそこまで強くはない。
そして曲げた時のトルクもかなりある。正直結構気持ち良いブランクス。
問題はブランクスの重量ですが、今回カーボンパイプで延長した為、割と先重りが出ていますが、ブランクスルーで作った場合はそこまで先重りが出ない気がします。
総評として、このブランクスかなり良いです。