MISURE LUREと言うメーカーのPhantom Ultraと言うリール。
画像ではElf ULTRAと言う名称も使われているが、リール本体と箱にはPhantom ULTRAと書かれているので、Phantom Ultraとして扱う。
このリールの特徴としては、28mmスプール搭載のBFSリールでありながら、メインフレームがアルミのメタルフレームを採用しており、ボディ剛性が高いのと、メタルフレームと言う事で、中華リールの弱点であるボディとスプールのクリアランス問題が比較的少ないのが特徴。
メーカー説明
ELF Ultraは、金属製ボディとコンパクト設計を特徴としています。
渓流でのマイクロフィネスフィッシング向けに特別設計されており、
5.3gの軽量スプールにより、スモールルアーの初速性能が向上します。
3段階調整式ブレーキがキャスト時の安定性を高め、
初心者にも最適なエントリーモデルです。
野外でのマイクロルアーフィッシングに適した、
軽量ベイトキャスティングリールです。
【仕様】
リール重量 143g 実測 142g
スプール径 28mm 5.3g(メーカー)実測 5.1g
最大巻き上げ長 68cm
ドラグ 4Kg
ラインキャパ 0.6 100m/0.8 80m
メーカーの方針としては、初心者向けとあり、確かに使ってみるとブレーキの安定性が高く、初心者でもバックラッシュがしにくいリールとなっている。
ブレーキ力が強い関係で、限界を責めるセッティングでは飛距離が出にくい。
ボディはコンパクトで、LizardのNHKと同じぐらいのサイズ感となっている。
24スティーズよりも一回り小さい。
★★★★☆
正直悪くないが、最高では無い。
ボディの高さは結構低めであるが、他の28mmスプールのモデルよりは全高が高い。
あと、サイドカップの形状で、下側が盛り上がっており、パーミングした際に少し違和感を感じる。
ある程度使い込むと慣れてきて違和感を感じにくいが初めて使うと違和感を感じるレベル。
★★★★☆
まず飛距離であるが、ブレーキをかなり弱めると結構飛ぶが、サミングが必須となる。
サミングが不要なレベルではブレーキ力が強めで、特に後半の伸びが無いので飛距離は他のリールに比べて劣る。
キャスト性能を飛距離とブレーキの安定性で見ると飛距離は★★★、ブレーキの安定性は★★★★★と言う感じで、初心者向けにふさわしいキャスト性能となっている。
ブレーキユニットには特徴があり、内部の切り替えと外部の操作の2段階用意されている。
と言ってもマグネットユニットの飛び出し位置が変わるだけであり、一応3段階に変える事が出来る。
実際にベイトのキャストに慣れている人であれば、内部のL-Mぐらいしか使わない。
内部をLにするとサミング出来ればそれなりに飛距離を出せる。
後は、キャスト時の音は静かで、安いベイトリールの様にフルキャストでスプールが唸りを上げる様な事は無い。
こういう面では国産の中級レベルを超えているか?
★★★★☆
巻き心地は普通に良い。
剛性感にも直結するが、ハンドル、スタードラグ、メインボディがメタル素材なので、巻きに関してはかなりかっちり感がある。
ただ、ギアボックスからハンドルに掛けて遊びがあり、少し気になる。
他の中華製リールでは、ハンドルノブとハンドルに遊びがあり、そこが気になるが、このリールはその部分には遊びがほとんど無く、ギアボックス側の遊びが気になる感じ。
当然ながら国産のハイエンドには劣るが、釣りをする上で気にならないレベルの巻き心地はある。
★★★★☆
基本的にハンドル、メインボディがメタル素材なので剛性感は非常に高いが、残念な事にサイドカップがメタル素材では無く、おそらく個体差であるが、若干のカタツキがある。
外から見ても、メインボディとサイドカップの隙間から光が見えるぐらい空いていた。
ここのカタツキが無ければ剛性感は★★★★★だったのに残念。
★★★☆☆
実売が1万円を少し超えるぐらいの価格と言う事で、中華リールでは高価格帯となる。
価格が高いだけはあり、質感は結構高い。
ハンドル回りの質感も高く、箱出し状態で十分使えるレベルの性能になっている。
★★★☆☆
正直結構気に入ってはいるが、同じ値段を出すと、他の選択肢も結構あるので悩みどころと言う感じ。
メインのバス釣りでは少し高いが、ET ULTRAを買った方が良いと思う。
初心者にはブレーキの安定性が高いのでお勧めであるが、28mmスプールの主戦場である渓流釣りにおいてはブレーキが強すぎる気がする。
デザインが気にいるのであれば、買っても損は無いと思う。