バスタックルでライトショアジギング

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タックル
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バス釣りをメインでやっている為、バス用のタックルが大量にあり海も近い為、昨年からライトショアジギングに挑戦している。
今日初めてメジロ・ハマチクラスの魚を掛けたが、結論から言うとバスタックルで中型以上の青物を取るのは非常に厳しい。

使用したバスタックル

ロッド:ブラックレーベル SSS 681MFS

リール:セフィアBB2500S

ライン:シマノ PIT BULL8 1.5号

リーダー:25LBフロロ

ルアー:セットアッパー125DR

ロッドはブラックレーベルの古い機種で、パワーフィネス用の結構固いロッドで、40gぐらいのジグも普通にキャスト可能。

60cmぐらいのボラも取ったことがあるが、普通に釣り上げれるタックルである。
ロッド自体が固いので、ジグのアクションが付けやすく、意外と投げる、巻く、操作するに関しては全く問題が無い感じであった。

しかし一番の問題がリールである。
魚を掛けた瞬間から、一気に走られドラグが全く効かない。
今まで船からのライトショアジギングでイナダ・ツバスクラスの青物を釣った事があるが、このぐらいのサイズなら全く問題が無かったが、それ以上は無理。
調べてみると、リールのドラグ力が実用2.5kg、最大ドラグが4kg。
限界までドラグを締めたがそれでもラインが止まらない感じ。

タックルを改善するとしたら

一番問題のリールを見直す。
最大ドラグ力4kgでは、まったく歯が立たない事が解ったので、実用ドラグ力が5kg以上は欲し所で調べると、4000番以上が必要。

4000番であれば実用ドラグが6kg、最大ドラグが11kgと流石にこれだけのドラグ力があれば行けそう。
3000番台を調べると、実用ドラグが3.5kg、最大ドラグが9kg。
3000番台は実用ドラグが少し心もとないので、やはり4000番が必要。ライトショアジギングで4000番のリールが必要と言われているのは、ドラグ力によるものが大きいみたい。

バス用のタックルに4000番のリールを付けるとガイドセッティングが合わないので、必然的にロッドも変える必要がある。
となると、専用のロッドが必要になり、結局すべて見直す必要が出てくるという。。。。

ライトショアジギングロッドをビルドしたら?

このブログはロッドビルドのブログなので、ライトショアジギングのロッドビルドをシミュレーションしてみる。
まずブランクスの選定
調べてみると、ジャストエースのブランクスぐらいしか候補が無い。
マグナムクラフトのブランクスはショアジギング用であきらかにオーバーパワーなのでスルー。
候補は以下のブランクス

名称Length (ft)PCS (継数)Line (PE)Lure (oz)ActionPowerTip Dia (mm)Butt Dia (mm)Weight (g)Blank ColorPrice (税込)
HWG962H9.621.5-2.55/8~2FastHeavy215142Black¥20,790
SWP922MH9.220.6-1.55/8~1FastMedium Heavy1.813.588Mat Black¥17,380

使用するラインを考えるとHWG962Hが候補となるが、普通に値段が高い。
ガイドやグリップを考えると¥35,000ぐらいは行きそう。

この値段であればコルトスナイパーXRが普通に買えてしまう。

↓コルトスナイパーXR

品番全長(ft.)全長(m)継ぎ方式継数(本)仕舞寸法(cm)自重(g)先径(mm)ジグウェイト(g)プラグウェイト(g)適合ラインPE(号)最大ドラグ(kg)カーボン含有率(%)本体価格(円)
S96M9’6″2.9逆並継2149.52752.1MAX70MAX56MAX3499.239,000円
S100M10’0″3.05逆並継21572822.1MAX70MAX56MAX3499.839,500円

選定ブランクスでビルドした場合であれば、多少自重が軽くなるぐらいしかメリットが無いような気がする。
バランサーを入れると同じぐらいの重量になりそうな予感もする。

ロッドビルドを行う事により、市販ロッドでは中々作られないような特殊なロッドを目指すならわかるが、そもそもライトショアジギングでは、特殊なロッドは必要なのか?等の問題もある。
普通にジグをキャストしたり、ミノーを巻くぐらいならどんなロッドでも差が出ない気がする。
魚の乗りの良さは多少変わってくるが、乗りが良いロッドではジグの操作が難しくなる。

まとめ

バスタックルでのソルトフィッシングでは、アジング~シーバスまでは普通に行けるが、それ以上になると無理になる。
ロッドビルドを考えた時でも、現在のブランクスラインナップが少ない為、結局市販ロッドと同じような感じに仕上がりそう。
敢えてやるならストローガイドセッティングにしてみると言うのはありかも知れない。
ノースフォークコンポジットで良いブランクスが出れば面白そうであるが、今のところはシーバスロッド用までが限界なので、もう少し時間が必要かもしれない。

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