24スティーズ SV TW100

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10/28~10/29に開催されたBasser All star classicにて発表された24スティーズ SV TW。

バサクラ中はyoutubeだけであったが、本日サイトも更新されており、詳細が確認できるようになっていました。
スティーズ SV TW100(リール)|DAIWA(ダイワ)
変更点の大きなところは、スプール径が34mm⇒32mmに変更され、さらにナロースプール化されていました。
飛距離の性能的に変わった点としては、SV Boost化、TWシステムの改良ぐらい?
ボディ自体も再設計されているように見えます。(見た目は似ていますが、スプール径に合わせて変更されてそう)

今回、個人的に注目している点で、15アルデバランの後継リールとして、入れ替え対象として検討しています。(同じ32mmのスプール搭載リールとし注目)

32mmスプール搭載だと、ボディサイズが小さく出来るので、手の小さい自分には非常に興味がある訳です。
15アルデバランはサイズ的にちょうど良いですが、さすがに発売してすぐに購入した為、8年選手になっており、後継リールを探していました。

15アルデバランは巷ではあまり評判は良くありませんが、個人的には非常に気に入っており、軽さ、パーミングのしやすさと、キャスト時の飛距離が非常に良く高評価でしたが、8年も使っているとブレーキ回りに問題が出てきており、選手交代を検討していました。

32mm径のスプール搭載リールはあまり良いのが無く、アルファスSVを検討中でしたが、アルデバランの方が性能がよさそうで微妙。

そして発表された、24スティーズ SV TW100。
32mmスプールになった事で、入れ替え候補に浮上。

ただし、値段が非常に高い!\77,200。ちなみに旧モデルの定価は\61,500
スティーズリミテッドSVが\74,800。なぜリミテッドモデルを超えてくるのか!
機構的には非常に刺さるのですが、値段的には¥16,000の上昇。

と言う事で、メーカー的に嬉しくない、16スティーズSV TWと24スティーズSV TWの詳細変更点とパーツ的な値段を見て行こうと思う。

●変更点&パーツ値段比較(※パーツ価格は16スティーズSV TWと22スティーズリミテッドSV TWで比較)

〇スプール
 SV Boost化
 34mm 15,730 ⇒ 32mm ¥16,390
〇ボディ
 ハイパードライブデザイン化
 サイドプレート ¥4,070 ⇒ ¥4,290
 フレーム ¥7,810 ⇒ ¥11,880
 ギアボックス ¥11,220 ⇒ ¥15,730

〇ギア系
 ピニオン+ドライブギアセット ¥5,720 ⇒ ¥6,380

レベルワインド
 新型TWS ¥6,400 ⇒ ¥7,040

〇ドラグ
 新形状スタードラグ ¥2,800 ⇒ ¥3,300
 ドラグ引き出しクリック なし ⇒ ¥2,000

〇ゼロアジャスター
 キャップ ¥1,700 ⇒ ¥1,800

●比較結果

比較対象とし、22スティーズリミテッド SV TWとしているが、機構的には24スティーズ SV TWとほぼ同等。

そして、パーツと値段を比較した結果、ボディのフレーム類が異常に値上がりしている
まず大きく値段が上がっているのがボディのハウジング系。約\8,500(税込み)の上昇
ハイパードライブデザインを採用した事で、フレームとギアボックスの素材使用量が上がったのではないか?と推測。ボディ素材はマグネシウム合金なので、スティーズA系よりも割高。
念の為、スティーズAとスティーズA2のボディのパーツを比較してみたが、値段の差は無かった。
ん?
ハイパードライブデザインには、駆動系(ギア)と耐久系(ボディ)の2種類の機構が入っており、それぞれに対して値段が上昇していると思ったが、実際にスティーズAでは上昇していなかった。

22スティーズリミテッド SV TWは、ハイパーアームドハウジング採用と言う事になっているが、総重量は変わっていない。SV Boost機構が入り、重量増が無い状態で、ボディの強化は可能なのか?と言う疑問はあるが、仮にハイパーアームドハウジング採用と言う事で、ボディの値段が上がり、さらにドラグクリッカーを追加したことによる価格上昇であれば\16,000ぐらいは行くことになり、価格は妥当と言う事になる。

釈然としない結果となったが、一応価格上昇については説明がついた!はず!
と思ったが、中国の影響で、マグネシウムの地金価格が上昇している事に気が付いた。

と言う事で、マグネシウムの価格をチェック。


16スティーズ SV TWが発売した当時のマグネシウム価格は、$2096/トン(年平均)、そして中国の影響により、2021年10月には、$8419/トンとマグネシウム価格が4倍に値上がり
そして現在は、落ち着いてきているが、$3200/トンぐらい。2016年時点より、約1.5倍に値上がりしている。
これをパーツ価格に当てはめてみると、
・フレーム ¥7,810 × 1.5 = ¥11,715
・ギアボックス ¥11,220 × 1.5 = ¥16,830
何と、ほぼ一致。

と言う事で、16スティーズ SV TWと24スティーズ SV TWの価格差は、中国の影響により、マグネシウムの価格が高騰した事による、素材価格の高騰が原因!グローブライドは悪くなかった!

24スティーズ SV TWの紹介をする予定であったが、なぜか、価格高騰の原因を突き止める結果となってしまった。
釣り具の価格高騰は中国が原因と言う事で、マグネシウムを使用している釣り具を買う時は、中国を恨みましょう。

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