釣り道具の中で、最も重要なものとして、ラインが挙げられる。
今回は、フロロラインの最高峰として名高い、クレハ工業のR18フロロリミテッドについてのインプレを記事にしようと思う。
総評から
総合的に言うと、非常に使いやすいフロロライン。
このラインのみ、他のフロロと違い強度の表記が太さの表記と、実強度に分かれており、通常のフロロラインより、かなり強度が強いラインとなる。
この時点でフロロラインとして最高峰である事が分かるが、ライン自体もしなやかで使いやすい。
特に、巻いた直後の釣行では欠点は無く、最強のフロロラインとして君臨している事に異論は無い最高のラインである。
気になる点
このラインの唯一の弱点が、根掛かりでラインブレイクした後に強度が極端に低下する点である。
初期はしなやかなラインであるが、一度根掛かりでラインブレイクすると、ラインが伸びてしまい強度が著しく低下する。
伸びたラインを切ればまた強度が戻るが、それを気にせず使うと想定外のラインブレイクが発生するケースがある。
ちなみにラインブレイクする時は、バチンと言う音とともに切れて、ラインに糸癖が付く。
ラインとリグの結束を結束強度の弱いノットにすると結束部分で切れるが、それだとこのラインの強度が活かせないのでお勧めしない。
このラインを最大限生かすためには、パロマーノットがお勧め。
弱点を克服する為の工夫
R18フロロリミテッドの弱点を克服し、最高のラインとして使う方法。
①PEを下巻き
単純な事であるが、スプールにPEを下巻きし、20~30mだけをR18フロロリミテッドにする。
ベイトでは厳しいかもしれないが、スピニングであれば飛距離UPが狙えるのでお勧め。
割と高価なラインである為、少しずつ使えるのもコスト面でメリットがある。
PEとフロロの結束は、最も引っ掛かりが無いFGゴーストノット(ニシネルアーワークスの動画)がお勧め。
強度が落ちてきたと思えば、PEの先だけを巻きなおせば100m巻きを3回以上使えるのでお得感がある。
特にライトリグ用に使用するのであれば、20~30mあれば大体事足りるのでお勧めだ。
②巻物用にする
巻物であれば、ライトリグや底モノに比べて根掛かりの確立が減るので、そもそもラインブレイクが起きず、R18フロロリミテッドの性能を長く使用できる。
デカいバスが掛かったとしても、ドラグがあるのでそこまで伸びない為、ほぼ影響がない。
クレハ KUREHA シーガー R18 フロロリミテッド 100m【選択あり】【仕掛 フロロカーボン 】 価格:2,079円 |
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