アフタースポーニングが終り、バスの適水温からさらに水温が上昇する季節が夏となる。
夏のバス釣りは人にとって厳しいもので、さらにバスにとっても厳しい季節になる。
夏のバスの行動
アフタースポーニングがおわった後は、バスにとって適水温となる。
アフタースポーニングで体力を回復したバスは、活発に動き出し良くエサを捕食するようになる。
この頃にワカサギなどのベイトが表層に浮いており、ボイルが頻発する場合は、レンジに合わせた巻物も有効になる。
コアユのベイトボールを追いかけているパターンがある場合は、シンキングペンシルのパニックアクションを行うと、大型バスが爆釣する事もある。
アフタースポーニング後のバスはルアーへの反応が好反応で、簡単に釣れる時期が続き、そして猛暑の夏がやってくる。
夏のバスは水温が低い朝まずめと夕まずめにシャローエリアでの釣果が集中し、日の上がった日中はディープエリアか、日陰になるエリアに移動する。
適水温以上の水温になった時のバスは、出来るだけ水温の低いディープエリアへ移動するのと、流れがある上流エリアに移動する２パターンに大きく分かれる。
ディープエリアに移動するバスは小型のバスが多く、大型は水の流れのある上流エリアに移動する。
バスの行動は水温や水の流れに依存する事が多く、非常に狙いが絞りやすくなる。
代表的な釣れる場所は、水の当たる岬や水の当たるシェードなど流れと日陰の２種類の要素を組み合わせたエリアを狙うと好釣果が得られる。
夏は人間にとってはつらいが、バスの行動が非常に分かりやすい為、風によって発生する流れとシェードの２要素を押さえておけば釣果は安定して得られる。
夏に効くルアー
ディープエリアを攻める場合は、ヘビーダウンショットなど、深い水深が狙えるルアーと、シェード狙いの高比重ノーシンカー、テキサスなど。
ギルが多いフィールでは、ギル型のワームの有効。
また、オーバーハング付近の虫パターンも有効で、ポッパーなどのトップルアーも有効。
岬を狙う場合は、ミノーやクランクベイトなど、岬の上を通せるルアーも好釣果が得られる。
基本的にどんなルアーでも釣れるが、お勧めはポッパーなどのトップルアーが楽しく釣りができる。
５０ｕｐを狙うのであれば
小バスの活性が高いので、５０UPを狙って釣るのが難しいが、あえて狙う場合は、出来るだけ大きいルアーを使う事をお勧めする。
実績が多いのは、ギル型のワームと、大型のトップウォータープラグ（ビッグバドなど）。
ギル型のワームは日中のディープエリアで使用し、大型のトップウォータープラグは朝まずめと夕まずめに一発大型狙いで使用すると５０UPが出たりする。
実績ベースのワームは、デプスのブルフラット。大型トップは、ドラフトウェイカーと、THE GWL GENEのサニーペタで釣れる事が多い。
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