G.Loomisの旧最高峰ブランクスGLXのSJシリーズを使用して作成したスピニングロッド。
作成のコンセプトは、大口径ガイドを使用した、飛距離向上を目的としたロッド。
元のブランクスの長さが6フィートと少し短めなので、カーボンパイプで6.6フィートに延長。
使用したブランクスはGLXのSJシリーズで、SJシリーズ自体がスピニング用のブランクスと言う事もあり、1パワーで通常のMLクラスを想定していたが、実際のブランクスはかなり固く、ベイトのMクラスに相当する固さ。
ブランクスは手に取って曲げてみるまでイメージが掴めない事もあり、当初はワーミング中心に考えてみましたが、実際に作成したのはライトプラッキングがメインのロッドになりました。
まず、ブランクスの特徴として、全体的に反発力があり、バットの太さはかなりのもの。
当然パワーも相当あり、50UPですら瞬殺するほどのパワーがあります。
見てわかる通り、グリップ関連の太さがスピニングロッドとしては異常。
グリップには、富士のIPSを使用しました。
たしか、カーボンパイプの外径15πにあうリールシートが無くてIPSになった記憶があります。
リアグリップは若干短めになっています。
ガイドは余りものの大口径バットガイド30サイズに始まり、ティップ部分も6サイズにしています。
さすがの大口径ガイドの恩恵で、シャッドやミノー、小型トップも良く飛びます。
ブランクスパワーが強すぎる関係で、細かいアクションは苦手なロッドで、主にシャッド、ミノーのただ巻きに使用。
ブランクスが固い割りにあまり魚をばらした記憶が無いロッドで、かなり愛用しています。
付けているリールは15ツインパワー2500SHGでハードルアーのただ巻きに相性は良く、ある程度の重量がある事で手元のブレが非常に少ない感じです。
総評としては、何だかんだ気に入ってはいるロッドで、使用頻度は高め。
何故かバラシの少なさでバスの捕獲数は軽く100以上は行っています。(最大サイズは53cmぐらい?)
同じようなロッドをまた作るか?と言われれば、もう少し弱いパワーのロッドを作る感じになるでしょうが、普通には売られないようなロッドの為、ロッドビルドをする事で作成できた一品だと思います。
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