ライトリグ用のスピニング用ロッドで良いのを持っていなかったので、お試しにAli Expressで売っていたブランクスを購入。
購入したブランクスは以下で、2本セット。ブランクス自体は安いが、送料が¥5300とお高いので、1本¥9000ぐらいする。
このブランクスの特徴は、ブランクスの所々に4軸のクロスラップがあり、見た目的には高級感がある感じ。
ちなみに4軸補強を行うと一般的には固くなるので、バットのみ4軸補強とか全体を柔らかくしたうえで、一部補強してトータル重量を下げるなどの設計が必要ですが、今回のブランクスは途中に補強がある謎仕様。
この場合、補強部分が固くなり、そのしわ寄せが補強していない場所に行く感じになります。
正直4軸補強は飾りだと思っているので、お手頃なブランクスが欲しかった為購入。
ライトリグをするのにアメリカンブランクスは合わないので、適当に選んだ感じ。
ロッドコンセプトと仕様
コンセプト
今回のコンセプトは、4LBのフロロでライトリグに特化したロッドのビルディング。
ハードルアーは基本的に使用しない。
ネコリグ・ダウンショットなど、ライトな釣りメインのロッドで、特殊性を求めない。
現在使用しているノースフォークコンポジットのFW602は柔らかすぎて使いづらいので、バスロッドとして使いやすいロッドを目指す。
仕様
購入したブランクスは6.4フィートと6.10フィートであるが、このロッドは6.4フィートのブランクスを使用する。
ガイドはチタンSICガイド採用。割と小口径でバットガイドは20サイズ、ティップ部分は4サイズ。
(ガイドセットで買うのでその都合)
リールシートはTVS。
ロッドのビルド工程は特に特殊な事はしていないので割愛。
完成形とインプレ
完成形
グリップはコルクグリップを採用。
全体的なグリップは短め。取り回しを最優先し、フロントグリップも最小限にしている。
ガイドラッピングのスレッドはグレーを選択してみたが、微妙なので次からは使わない。
インプレ
出来上がったロッドは普通に使いやすい。
ブランクスの重量が45gだったので、トータル重量が100gを切るぐらい。
リールシートがTVSの為、持った感じも良く、重量物がリールよりも後ろについている為、ロッドバランスにも寄与している。
ロッドの重量バランスは、リールを付けた状態でフロントグリップとリールシートの境目ぐらい。
まだ魚を掛けていないので、ブランクスのパワーがどれだけあるかは不明であるが普通には使えそう。
【2024年11月追記】
今シーズンかなり使用してみた感想としては、非常に使いやすいロッドに仕上がりました。
バスも45UPを掛けてやり取りもしました。
今年一番釣ったロッドだと思います。
実際に魚が掛かった感じは、日本の超軽量ロッドのような脆さは全く感じない。
十分なパワーで曲がりも素直。
ブランクスの値段も安く、十分価値のあるブランクス。
4軸補強はされているが、中途半端な補強で、ただの飾りである。
ブランクス自体が割と厚巻きだったので、強度不足を感じない。
結論としては、満足のいくロッドに仕上がった感じ。
普通にライトリグが使いやすくて、感度も良い、キャストの飛距離は余り出ない。(普通か?)
コメント