リールシートレビューまとめ
リールシートは、ロッドの握り心地、パーミング、感度、操作性、ロッド全体のバランスに大きく影響するパーツです。
市販ロッドでは、シマノやダイワなどのメーカー独自リールシートが採用されていることも多く、購入者は完成した状態のロッドを握って判断することになります。一方で、ロッドビルドでは自分でリールシートを選ぶ必要があり、国内で入手しやすい富士工業製、ALPS、AliExpressで入手できる中華系・特殊形状のリールシートなどが選択肢になります。
このページでは、ロッドビルドで実際に使うことを前提に、富士工業、ALPS、AliExpress系リールシートのレビュー記事をまとめています。
単なるカタログスペックではなく、握り心地、パーミングのしやすさ、重量、取り付けやすさ、入手性、グリップとの相性を基準に、各リールシートを比較していきます。
リールシートは見た目だけで選ぶと失敗しやすいパーツです。特にベイトロッドでは、リールとの一体感やパーミング感が大きく変わるため、使うリールや釣り方に合わせて選ぶ必要があります。
リールシートを見る時の比較軸
| 比較軸 | 見るポイント |
|---|---|
| 握り心地 | 太さ、細さ、角の当たり方、長時間握った時の違和感 |
| パーミング | ベイトリールを包み込んだ時の一体感、手の収まり |
| 重量 | リールシート単体だけでなく、ナット、グリップ、周辺パーツ込みで考える |
| 取り付けやすさ | 内径、ブランクス外径、グリップとの組み合わせやすさ |
| 入手性 | 国内通販で買いやすいか、AliExpressなど海外通販前提か |
| 品質リスク | 寸法差、仕上げ、個体差、納期、互換性の確認 |
| 見た目 | 市販高級ロッド風にしたいのか、実用重視で組むのか |
目的別に読むリールシートレビュー
| 目的 | 読むべきリールシート・記事 |
|---|---|
| ベイトロッドの基準になるリールシートを見たい | ECS、TCS |
| ベイトリールのパーミングを重視したい | ACS、PTS、ALPS、技徳風リールシート |
| スピニングで標準的に組みたい | VSS、IPS |
| 細身・感度重視のスピニングにしたい | TVS、SK、NHSS |
| 軽量化を重視したい | FBCS、NHSS、リールシート重量測定 |
| AliExpress系を試したい | ハイエンド風、旧パーフェクション風、Xシート風、TVS風、技徳風 |
| 市販高級ロッド風の見た目にしたい | アルティマ風、ソアレ風、技徳風など |
| 重量差を比較したい | リールシート重量測定、リールシート重量測定② |
各社リールシート
富士工業
国内ロッドビルドでは基準になるメーカーです。
ECS、TCS、VSS、IPS、TVSなど、ベイト・スピニングともに選択肢が多く、入手性も高いです。
ベイトキャスティング用
TCSリールシート


ECSリールシート


ACSリールシート


PTSリールシート


フラットバックキャスティングシート(FBCS)


スピニング用
IPSリールシート


VSSリールシート


SKリールシート

TVSリールシート


ナローハンプスピニングシート(NHSS)


ALPS
ALPSは海外ロッドで採用例を見ることが多いリールシートメーカーです。
日本国内では富士工業ほど流通していませんが、海外系ロッドや輸入パーツでは候補になります。
ALPS AGC リールシート
塚本健太郎が作ってるノマドシリーズに使用されているリールシート。


その他(AliExpressで入手可能)
ハイエンドリールシート
シ〇ノのパーフェクションリールシートのぱくり(中華製)


パーフェクションリールシート(旧型)もどき


Xシートもどき

TVS風リールシート

ソアレのリールシートによく似たもの

シマノのアルティマのスピニングリールシートに似てるやつ

シマノのアルティマのベイトリールシートに似てるやつ

技徳のリールシートに似たリールシート

リールシートの重量
リールシートを選ぶ基準として、実際のリールシートの重量は重要な要素です。
一部被る要素はありますが、手持ちのリールシートについては何度か重量測定をしています。
尚、リールシートの重量に関しては、実際に使うグリップも考慮して重量を気にする必要があります。
特にVSS、IPSなどの様にリールシートの背面部分にグリップパーツが必要な為、単純なリールシート単体の重量だけでは判断が出来ないので注意してください。


リールシートの拘り
色々調べていると、塚本健太郎さんのブログにリールシートの拘りのページがありました。
そこで紹介されていたのが、シマノのパーフェクションリール(旧型)でした。
個人的にかなり気に入っているリールシートで、最近型のシマノのパーフェクションリールシートよりは使いやすかったです。これって塚本健太郎さんが開発に関わっていたのですね。
そしてもう一つ紹介されていたのが、ALPS AGC リールシートでした。
感想も自分が思っていたのと同じで、トリガー横のくぼみが問題になっていますね。
実際には、トリガーの横をパーツで埋めて使用する事で、問題の解決を図っているみたいです。
興味がある方は参照してみてはどうでしょうか?
http://mibro.info/blog/2019/02/27/2551