以前紹介した中華ロッドはなぜあんなに安いのか?と言う記事を作ったが、実際に中華ロッドを購入してみた。
購入したのはRANCY EVO S792L スペックは以下

購入価格は5,200円ぐらい。購入したのは少し前にあった大型セール。
送料無料で5200円は普通に安すぎる。
実際に到着したブツ
まず、安っぽさは皆無。
国産のデコレーションたっぷりのロッドと言う感じでは無いが、見た目が安い感じが無く、落ち着いた雰囲気のデザインとなっている。
ブランクスは細身で、以前購入したT1100Gのブランクスと同じ感じの外観になっている。
バット部は細くちゃんと曲がるので仕事をしそうなブランクスと言った感じ。
特に折れそうと言う感じの使用感では無い。

リールシートのフード部分もオリジナリティがあるフードであるが、個体差だと思うが回すと一か所回りにくい箇所があり、ここは残念な所。

このロッドの一番の問題点が、このリアグリップまでの長さ。
リールシート以下の部分をかなり長くとっており、実際に持つと肘よりも長いので細かい取り回しがしにくい。
ロッドバランスを考慮してだと思うが、折角のロングレングスが台無しになっている。
両手でキャストする際には使いやすいが、Lパワーのロッドでその必要はあるのか?
ちなみに自分が作るロッドは肘よりも前になる様にしている。
普通に作るロッドより、大体9cm~10cmほどリアグリップが長い。

リールシートはカーボン素材のリールシートが使われている。
この辺りも軽量化を重視した作り。
リールシートの前後には黒のワインディングチェックが付いている。
どうせならシルバーなどにして目立たせた方が高級感がでると思う。

リアグリップは集積コルクが使われている。
これもカタログ軽量化の為、内側にはメーカーロゴが付いている。
この辺りもしっかり作っている感じ。

ガイドのスレッドコーティングもかなり綺麗で、自分が作るやつより綺麗。
根本にはピンラインもしっかり入れている。
ガイドはFUJI工業製、過去に調べた時はアルコナイトと記載していたが、Oリングかアルコナイトか良く解らない。
一応、調べてみたが、日本のFUJI工業のガイドカタログにはステンのKガイドはSIC専用でOリングは販売されていない。
多分それでアルコナイトと記載したと思う。もしかしたら海外ではOリングのKガイドがあるかもしれない。


ロッドの接合部に白い丸印が付けられており、接合方向がズレない様な目印までついている。


ロッド上部のガイドのスレッド巻きとコーティングがかなり綺麗で、薄く均一にコーティング出来ている。

ガイド数はトップガイドを含めると10個。
トップガイドのリングはかなり小さい、4サイズか3.5ぐらい。

各部の測定
リールシート手前のバットの太さ。
カタログ値は9.8

そしてちょっと驚いたのが、リールシートより後ろのブランクスの太さ。
リールシート直後とリアグリップの手前で計るとテーパーが付いている。
これはブランクスルー構造で作られている可能性が高い。
国産の市販ロッドでは、カーボンパイプを繋いで作られている事が多いが、このロッドはちゃんとブランクスルーで作られている。
これも軽量化の為にこの様な構造にしているのだろう。
ちなみにブランクススルーの方がロッドの曲がりが素直になる。


重量を計測したが、7フィート9インチの割に93gと非常に軽量。
カタログの重量は92gで誤差が1g程度。
ロッドはリールとは違い、エポキシを載せる量で重量が変わるので、カタログスペックにここまで近いと言う事は、かなり製造品質が高い。

ロッドバランスは、素の状態でマスキングテープの位置に来る。

FireFly(125g)を装着した状態でのロッドバランス。
大分手前に来たが、若干の先重りがある状態。
ただ、タックル全体が軽いので使用感は良さそうな感じ。

17 コンプレックス CI4+(185g)でのロッドバランス。
このぐらいになると先重り感が大分無くなる。

まとめ
実際に使っていないので使用感は分からないが、到着した物を見るとかなり良い感じで、とてもじゃないが5200円とは思えないロッドになっている。
ブランクスを曲げた感じも若干柔らかい気がするが、普通に釣りができて、ロッドバランスも悪くはない。
リアグリップの長さだけが大きな問題。
購入するのは全然アリなロッドと言う感じ。


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