バスの行動

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バスの行動というのはバス釣りをするのに欠かせない要素で、釣りをするターゲットを知らなければ再現性の無い釣りをする事になり、安定した釣果につながらない。
その為、非常に重要な要素である。

バスは回遊魚である。

バスと言う魚はストラクチャーに依存し、餌となるベイトを待ち構えているイメージがあると思うが、実は回遊性の高い魚である。
特に大きな魚になればなるほど回遊性が高まると感じている。特に40cm以上から回遊範囲が広がっていると感じる。
どれぐらいの範囲を回遊しているかと言うと、自分の経験上、規模の大きな湖(1周8Km)の少なくとも半分ぐらいは回遊している感じである。
これは、過去に大きな魚を掛けた際にルアーをラインブレイクした事があり、そのルアーを付けた魚を湖の対岸で見かけた事があるからである。
使っていたルアーも多分だれも使っていないであろうルアーだったのでほぼ間違いなく湖の半分は回遊している。
つまり、如何にして回遊ルートを見つけて釣りをするかが釣果に結び付くと言っても過言ではない。

居つきのバスは回遊の途中で立ち寄っているだけ

居つきのバスと言う言葉を聞いたことがあると思うが、これは、バスが回遊途中に幾つかある捕食ポイントに居るからである。
回遊ルートの捕食ポイントで一定時間滞在し、ある時間が過ぎるとまた回遊して次の捕食ポイントに移動するのがバスの回遊パターンになっている。
バスを安定的に釣るのであれば、捕食ポイントを正確に把握し、そこで釣りをする事が重要である。

バスは時間に正確

実はバスの回遊パターンには時間が関係し、バスの行動は時間とともにある程度決まっている。
特に朝まずめと夕まずめはシャローに近い捕食ポイントに滞在する事が多い。
バスの行動パターンを上手く把握すれば、狙った1時間だけでも大型のバスを釣る事も可能。
バス釣りが上手い人は、どの時間にどこにバスが回遊してくるかを把握している事が多く、毎回安定した釣果をたたき出す。
バス釣り初心者であれば、どこで釣れるかわからないので偶発的に連れる事はあっても安定的に釣れないのはこれが原因になっている。

バスの行動を知るには、釣りをする場所に通いこんで、釣れる場所、釣れない場所の両方を調べる必要がある。
釣れた場合は、釣れた時間を記録する事が重要である。

バスは1年中回遊している。

これは大型に限った話ではあるが、大型であればあるほど回遊パターンを守った行動をしている。
よく冬にシャローに残る魚がいる。という話があるが、これは寒さに耐えれる個体が普通に何時もの回遊ルートを守っているだけである。
かなり個体数が少ない為、釣り上げるのは難しいが、冬でも捕食ポイントでやっていれば普通に釣れたりする。
ただ、餌の関係で多少のレンジの違いはある。

バスのサイズが小さいほどシーズナルパターンにはまりやすくなる。

スポーニングを除いた時期。(夏~冬)にかけては体力の無い小型のバスほどシーズナルパターンにハマり易くなり、まとまった行動をとる。
サイズ的には25cm~50cmぐらいまでのバスが対象で、シーズナルパターンに沿った場所でよく釣れたりする。

バスの捕食場所は決まっている。

バスは捕食する場所が大体決まっており、ベイトがその捕食する場所の上を通ったり、ベイトを追い詰めて壁になるところで捕食する。
捕食ポイントとは、そのようなポイントで、そのポイントにどのようにルアーを通せば捕食するのかを知る事で釣果アップにつながる。

壁とは、岬であったり、水中の岩であったりと様々であるが、過去に釣れた経験を考えると、大体このようなポイントになっているケースが多い。
ちなみにおかっぱりの方がこのようなシチュエーションが多い為、実はボート釣りよりも釣れたりする。
具体的に言うと、岸から沖に投げて、岸に向かって巻いてくること自体、シャローの壁になるところにルアーを通すことと同じになっている。
ボート釣りで釣果が出ない人はこれが解っておらず、捕食ポイントが無い状態でルアーを引いている。
ボート釣りで岬を跨いでキャストし、そのまま引いてくると、岬の先端で釣れたりするので、そこを意識して釣りをすれば釣果アップにつながる。

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