ロッドビルドのブログであるが、しばらくロッドビルドを行っていなかった為、固定ページのロッドビルド方法が作成できなかった。
今回久々にロッドビルドをやっているので、その経過をロッドビルド方法として載せて行こうと思う。
ロッドビルドのパーツ類は、AliExpressと、通販を駆使して大体揃ったので、ロッドビルドを始めています。
現状は、グリップの仮組とトップガイドの接着のみ。
前も書いたが、今回作成するのは海用のなんでもロッドで、シーバスロッドのイメージに一番近いと思う。
長さは8フィートのブランクスを40cm延長して、トータル9.2フィート。
ガイドはストローガイドセッティングを真似して付ける。(基本PE専用セッティング)
前回の構想では、カーボンパイプが2重構造であったが諸事情が解決した為、カーボンパイプは内径11mmのカーボンパイプを装着したグリップ脱着式の構造。
目標重量が150g以内であったが、重いリールシートを使用する関係で無理。
グリップ部分だけでエンドキャップを含めると、110gもある。
現状の重量は、72g+110gの182g。さらにガイドとエポキシコーティングの重さが加わるので、200gを切るぐらいになりそうな予感。
シーバスロッドで190gと言うのはどのレベルなんだろう?
ちょうどダイワのカタログが手元にあるので確認してみると、
9フィートの長さのシーバスロッドで、ラインポンド数10~20で、11~21gを投げれるロッドは、
・ダイワのラグラックス AGS 93M-N 131g
・ダイワのラテオ 93M-R 138g
・ダイワのシーバスハンターX 93M-R 145g
・ダイワのリバティクラブ シーバス 90ML 165g
・・・ダイワのエントリーモデルよりもかなり重い。
というか、ダイワのロッドが軽すぎる気がする。
ハイエンドのAGS搭載機種は問題外として、ラテオの9.3フィートで138gというのは、ブランクスがスカスカじゃないのか?
グリップに使用するカーボンパイプが23.5g、リールシートが30gとして、グリップとコスメを入れると+20g、グリップを普通に作ると70g~80g。
この前提で計算すると、ブランクスの重量が60g+ガイド重量ぐらいの計算になる。
ブランクスルー構造だと、カーボンパイプの重量が無くなるので、138g-60g+ガイド15gでブランクスの重量が63g。
ブランクスルー前提だと、9.3フィートのブランクスが63gというのは、あまりにも薄巻きブランクスな気がする。
ノースフォークコンポジットのブランクスでMB805-1(HM)が40t厚巻きカーボンで64g
ちなみにMB805-1(IM)だと、30t?厚巻きカーボンで78g。
計算してみると、軽いが脆いロッドと言うのが解る。
ただ、シーバスを釣ると言う目的に対しては、これで十分なのだろう。
実際60cmオーバーのシーバスをコルトスナイパーBBで釣ったことがあるが、正直あまり引かなかった。
ロッドビルドから話は逸れてしまったが、ロッドビルドの経過はロッドビルド方法の所で詳しく書く予定。
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