使用レビュー
今回は、実際にルアーを投げてどんな感じかをレポートする。

今回巻いたラインはAliExpressで購入したPEライン 4本撚りの1号0.165mm。
丁度良いPEラインが無かったので、下巻き用に買っておいた、格安PEラインを使用。
ラインに腰は無く、国産のPEラインよりも太い。他にも中華PEラインは買っているが、他のラインよりも国産のPEラインに近い太さになっている。※それでも太い

合わせるロッドは、以前作成したBFS用のロッドで、610Lのやつ。
早速試し投げで、レガリス ロザンテ63からスタートする。
ルアーの重量は、小型プラグの平均的な重さの5g。

ブレーキは内部Hで、外部20からスタートするが、ブレーキが非常に強くて、まったく糸が浮かない。
外部ブレーキを幾つか調整するも、全部糸が浮かない。0にしても浮かない。
仕方ないので、内部ブレーキをMに変更して強めにキャストすると、外部10ぐらいで少し糸が浮いたので、割と慎重にキャストすると、外部0でも糸が浮かない。
さらに内部をLにして、4~10ぐらいにするとラインが浮き始める。
軽量なルアーであれば、内部はLでも十分なブレーキが掛かる。
正直、ブレーキはかなり強い方で、渓流用のルアーに関しては厳しそうな感じを受ける。
渓流の小型プラグではちょうど良いかもしれないが、1gのスプーンや、アジングでは厳しそうな感じ。
ブレーキの効きは最初から最後まで強く、ブレーキが抜ける様な感じは無く、一般的なマグブレーキの様な感じで、後半は失速感がかなりある。
今回PEで試しているが、向かい風でもラインが浮かないので、結構安心してキャストが可能。
フルキャストは怖いので試していない。
それなりに力を入れてキャストしてもバックラッシュはしなかったので、力みが無ければ安定したブレーキ性能だと思う。
スプールの立ち上がりはそれなりに良く、今回テストした3gのルアーもキャストは出来るが、ブレーキの後半の失速で、飛距離は出ない。
ルアーウェイトが8gを超えると、ブレーキの失速感はあるが、飛距離はそれなりに出る。
このブレーキの感じはSEASIRのCAST Proに似ており、ダイワのマグフォースや、シマノのFTBに慣れていると、後半の伸びの無さを痛感する。
中華リールの懸念である、ボディとスプールのクリアランス問題に関しては、そもそも糸が浮かないので、まったく心配しなくても良い感じ。
一方巻きに関しては悪くなく、ギアノイズは感じるものの、カチャカチャ音が無いので、結構良い感じで巻くことができる。
ただ、ハンドルノブが細いので慣れないせいか巻きにくい。
ボディのメインフレームがメタル素材の為、撓みがない感じで剛性感は感じられる。
ただ、サイドプレート側に若干のカタツキがあるので、かっちり感は少し薄れる。

他のリールとの投げ比べ
今回の試し投げでは、他のBFSリールも持って行ったので、投げ比べをしてみた。

Hister VERDANT スプール重量4.85g 28mmスプール フロロ8LB

Hister Giu99 スプール重量3.2g 28mmスプール フロロ8LB

使用したルアーは、左から
OSP 阿修羅925SP 8.5g
OSP ラウダー60 8.4g
OSP ドゥルガ 4.7g
ジャッカル ソウルシャッド58SP 5.5g
ラッキークラフト ビーフリーズ65SP 5.0g
Duo レガリスロザンテ63 5.0g
ジャッカル PikuPiku65 3.0g
一応、すべてのリールで、全部のルアーをキャスト可能。
PikuPiku65は、そもそも飛ばない形状をしている。
3gのルアー
PikuPiku65が該当するが、このルアーは軽量でかつ、ラインアイがボディの中央についているので、キャスト時に空気抵抗がかなりあり、飛ばないルアーの代表的なもの。
①Phantom Ultra
バックラッシュはしないが、飛ばない。特に後半の失速で飛距離が伸びない
普通に投げれるけど満足な飛距離が出ない。
②VERDANT
これも普通にキャスト可能。普通に投げれるが特に感動するような飛距離ではない。
③Gig99
普通にキャストでき後半伸びる。他のリールと違い、この重さでも飛距離が十分でる。
渓流だともっと軽量なルアーをキャストできると思うが、ラインがフロロ8Lbなのでこんなものか?
5gぐらいのルアー
この辺りがBFSリールで使いたいライトプラッキングのルアー帯。
①Phantom Ultra
キャストは十分できラインも浮かないがブレーキの強さを感る。
後半失速するので飛距離は他の2台に比べて落ちる。
②VERDANT
このぐらいのルアーはラインが浮かずに飛距離がかなりです。
このリールは8Lbでも余裕で糸嚙みするが、ラインがほとんど浮かないので安心して使える。
③Gig99
飛距離はVERDANTと同じぐらい。ただ、向かい風や油断するとバックラッシュする。
さらに8Lbでも糸嚙みするので油断ができない。
8gぐらいのルアー
このぐらいのルアーウェイトになると普通のベイトリールで投げる範囲のルアーウェイト
①Phantom Ultra
このぐらいの重さになると飛距離もそれなりに飛ぶ。ただし、他の2台よりは控えめな飛距離。
もちろんラインは浮かないので、結構使いやすい。
飛距離を上げようと内部ブレーキをLにすると後半伸びるが糸が浮きだす。そして思ったよりも飛距離が伸びない。
②VERDANT
かなり飛ぶ。ラインも浮かず安定した飛距離が出る。
VERDANTはこの辺りのルアーも使いやすい。
③Gig99
こちらもかなり飛ぶ。ブレーキ特性はピーキーだが、うまく投げれるとVERDANTよりも飛ぶが、油断はできない。
キャストテストまとめ
やはりVERDANTのブレーキの安定性がバスルアーに対してはあっており、十分な飛距離と安定性がある。
Phantom Ultraは固定マグの特性で、後半の失速感が大きいがラインの浮きが最も少ない。
PEで使用するならPhantom Ultraが一番か
Gig99はキャスト性能こそ一番であるが、ピーキーな特性が向かい風の様なフィールドの状況に左右され油断ができない感じがある。
しばらく使用してみた感想
しばらく使っていると、ベアリングにアタリが付いてきたのか、若干の飛距離アップになった気がする。
他のBFSリールに比べると飛距離は若干落ちるが、ブレーキの安定性は非常に高い。
最終的にブレーキは内部M、外部10ぐらいがラインが浮かずに飛距離もそこそこと言う感じに落ち着いた。
このリールは、ブレーキがかなり強い為、軽量ルアーの飛距離は他のBFSリールよりも劣る。
ただ、このブレーキの強さを生かすには、ある程度重いルアーを使った方が良い。(10gぐらい)
ルアーの飛行中はブレーキの強さでルアーの姿勢が安定する。ある程度のルアーの重さであれば、ブレーキ力が関係なく飛ぶので飛距離も満足なぐらいでる。
全体を通してみると、ボディ剛性や質感はかなり良い、キャスト性能に関しては、飛距離がそんなに出ないので、ロングキャストよりもショートキャストで狙った場所に打ち込む様な釣りには向いている。
バックラッシュも少ないので、ボートでプラグを連続して投げるような釣り方にはかなり向いている。
渓流もそこまで遠投はしないと思うので、プラグ中心であれば良いかもしれない。
長時間使ってみると、リール自体の音がかなり静かな事に気づく。
SEASIRのCAST PROのように、セラミックベアリングの音がうるさすぎてびっくりする事も無く、国産の上級リールの様な静かさがある。ちなみに結構気に入ってるので、今後も使っていこうと思う。
無事入魂
日暮れ前にシャローに差してきたバスで入魂。
やはり剛性はかなりあるようで、ボディはびくともしない。
ちなみに、この前にもう少し大きいのを掛けたが、びっくりして合わせ損ねてバラシ。



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