この記事のサムネイルに上州屋を使った時にふと思い出したことがある。

このメッシュキャップ、遠目には「J」とだけ書かれている。
最近ではメッシュキャップのデザインが変わった事や、サファリハットが主流になって、あまりこのタイプのキャップを被る人は少ないが、2000年中盤頃はこのタイプのメッシュキャップが流行っていた。
そして、黒の「J」とだけ書かれているメッシュキャップを被っている友人がいて、結構格好よく見えていた。
しかしこれは上州屋のメッシュキャップである。
何故か、この「J」は上州屋の「J」だと何時も暴露していた。
言わなければいいのに。と何時も思っていた事を思い出した。
そして本題。
国内釣り具店で購入するもの
①魚に近い釣り具
魚に近い釣り具とは、魚を掛けた時に魚から近い順番の釣り具で、フック、スナップ、リーダー、ラインなど、魚が掛かった時に直接魚と関わる釣り具の事。
この辺りの釣り具は、道具のせいで魚が取れなかった時に非常に後悔します。
初心者の方はそこまでの意識はしていないと思いますが、ある程度の経験がある釣り人であれば、逃した魚の大きさは実際のサイズの1.5倍ぐらいのはずです。
これが記憶に残るような魚を掛けたとします。
その時にラインブレイクした。
フックが折れた。
スナップが伸びた。
これが仮に品質が問題無かったとしても、心の中で低品質を思い込んでいた中華釣り具だったら?
100均釣り具だったら?
中華釣り具、DAISOの釣り具にしても品質的に十分使える商品はありますが、どうしてもこの2つは一般論で低品質と言う刷り込みがされています。
そこで、国内釣り具店で買うべきは、安心感です。
仮に中華釣り具と国内販売釣り具の品質が同じであっても、「これを使って取れなかったら仕方無い」と思えるか、「国内の釣り具を使うべきだった」と後悔するか、この違いは非常に大きい。
実際の品質の違いは?
①フック類とスナップ
実際品質的にはどうなのか?と言うと、
フック類は、国内メーカーである、がまかつ、オーナー、ハヤブサ、RYUGIは強い、中国メーカーのBKKも国内メーカーと比較できるほどの実力を持つ。
上記のフックは国内釣り具店でも普通に手に入れる事が出来る。
国内釣り具店で販売されているメーカーのフックは、特に品質の差が少なく、最高性能というより、性能の再現性と真正性です。
同じ品番を買えば同じ特性が出る。
曲がるなら曲がる方向で設計されている。
折れるなら折れる方向で設計されている。
針先の鋭さや耐久も、ある程度予測できる。
ユーザが選んだ物が選んだ性能となっている。
当たり前の様で、実は難しい事が出来ているのが日本の釣り具メーカー。
アリエクのノーブランドフックは、見た目では解らない所で手を抜いている事が多い。
針先の鋭さ、防錆性能、一見写真では良さそうに見えても実際使ってみると裏切られる事もある。
それを割り切って使うならアリ。
大物を狙わない、錆びても1回で交換するから問題ないなど。魚が取れなくてもまあいいやと思る様な遊びの釣りなど。
スナップについても同じような傾向。
フックほどの技術力はいらないが、やはり国内釣り具メーカーで販売されている製品の品質は高い。
②ラインとリーダー
ラインについてですが、まずラインの用途として、スプールの下巻きに使うと言う用途であれば、アリエクで購入できるPEラインはかなり良いです。
単純に値段が安いのと、1000mなど非常に長いボビン巻きが買えるので、微妙な長さの死にラインが出にくいです。
一方、実際に釣りのメインに使うラインについては話が別になります。
ラインの種類についてはPEラインとフロロ、ナイロンなどのラインの2系統あります。
PEラインについては国内と海外(中国)同じ号数で太さが違います。
まずこれが原因で、狙った糸巻量と実際の長さが変わってきます。
100m巻いたのに50m投げたら糸が出きったとかがあります。
糸の太さは国産<海外(中国)で、下手をすれば、太さが2倍ぐらい違います。
ちなみにDAISOのPEライン国産よりは太い様です。
まずラインについては国産ラインを使うのが良い前提で、国内ラインの話になりますが、
ラインで重要なのが、ライン全体の品質で、これは国内メーカのPEラインでも言えますがライン強度表記が最大強度になっているラインが多い。
ラインが切れる時は最大強度で切れますか?ライン全体の中で一番弱い所でラインが切れるはずです。
つまりラインの最大強度は意味が無い数値で、平均強度であれば大体このぐらいの強度で切れると判断できるはずです。
まずこの強度表記に最大強度を使っているラインは避けた方が良いです。
リーダーとフロロラインについては、これは国産が強いです。
クレハのSeaguarは、1971年に世界初のフロロカーボン釣糸を開発・発売し、原料のPVDF樹脂をいわき工場で生産し、原料から完成品まで一貫して製造する企業グループだと説明されています。
実際にフロロラインのSeaguarは使っていてかなり良いです。
ナイロンラインに関してはPEやフロロより構造が単純で、アリエクで手に入るラインでも使える物も多いみたいですが、そもそもナイロンライン自体が高く無く、国内でも安くて良いラインが手に入るのであえてリスクを冒してまで選択するものでは無いです。
と言う事で、1つ目は、魚に近い釣り具です。
②高度な機能を持った釣り具
これはハイエンドのリール類がそうですが、やはり最上級の釣り具は国内メーカー品が強いです。
また、高度な機能は何かあった時に自分で原因が特定できない。直せない。このような場合はメーカーサポートが充実していないと厳しいです。
・高機能品は、外見では性能を判断できない。
・壊れた時に原因を切り分けにくい。
・修理・部品供給・保証が製品価値の一部になる。
・電動系や電子制御系は、周辺機器との整合性まで必要になる。
・国内釣具店で買うと、購入証明と修理受付のルートが明確になる。
単純に高い物は、所有感もかなりあるので、所有する事で満足感を得られたい人は国内品はアリです。
③ 実物を見ないと判断できない釣り具
これは単純に写真だけでは判断できない釣り具です。
実際に私はタックルバッグを幾つか購入しましたが、通販サイトには実寸サイズも書いてありますが、実際に届いてみると、意外と小さくて使いにくいと言うものが結構あります。
これは買ったもので、値段は2500円ぐらい。
メインで使っているのはダイワのタックルバッグ。
正直大きさが半分ぐらいしかない。
一応、大き目のルアーケースが入るので使える事は使えますが、メインでは使いにくいサイズ。

サイドフィットバッグ(D)(ロッドケース・バッグ・バッカン)|DAIWA
ダイワのバッグは防水設計で雨の中釣りをしても問題無しと、普段のメインで使う製品はやはり国産が安心。
逆にサブ的な用途ではアリエクは重宝する。
国内釣り具店は「魔境」
これは良い意味で書いています。
釣具店は目的の物だけを買う場所ではない。
見ているだけで面白い。
余計な物を買う。
でも、それも釣具店の価値。
釣りと言う趣味は、釣りをするだけが楽しいのではなく、何を使って釣るか?、このルアーは釣れそうだとか、釣りを想像する事も釣りの楽しみの一つです。
雨が降って釣りに行けない。
魚が釣れないシーズンにやる事が無い。
こういう時に魔境があると釣りに行かなくても満たされます。
実店舗は使わなければ無くなる
DAISOが釣り具を販売しだしてから、国内メーカーや国内釣り具店は打撃を受けたと思います。
DAISOで釣り具を揃えてしまったら、国内釣り具店の売り上げが減って店舗が減っていく。
アリエクやDAISOなど、色々と良い事を書きましたが、何でもかんでもそちらで購入してしまうと釣り具店が無くなってしまう。
そして実店舗が無くなると、困るのは釣り人側です。
現物を見られない。
すぐ買えない。
修理を持ち込めない。
地域の釣果情報が見えない。
棚を見て気付く発見が無くなる。
だから、必要だと思う店では買う意味がある。
まとめ
国内釣り具店で買うべき物は結局のところ、精神論が多いです。
実際、魚に近い釣り具や、高度な技術を使う様な製品以外は海外生産が多いので、商品自体の品質は、割と同じぐらいのものが多い印象があります。
特に小物類などは差を感じないのが多い印象です。
割り切ってしまえば国内釣り具店で買いべきものはかなり減ります。
しかし、割り切りすぎて国内販売店が潰れると釣り人も困るので、この辺りは割り切りすぎず店が潰れない程度には購入しましょう。

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