ガイド配置自動計算機を更新しました。
これまで公開していたスピニング用KRコンセプト計算機に加え、今回新たに、


を追加しました。
また、既存のKRコンセプト計算機にも配置図やガイド価格表示などの機能を追加しています。

追加
スピニング用 NGCガイド配置自動計算機
NGC(ニューガイドコンセプト)専用のガイド配置自動計算機を追加しました。
ロッド長やリール条件などを入力すると、NGCを基準としたガイド構成と配置位置を自動で算出します。
入力できる主な項目は、
- ロッド全長
- リールサイズ
- スプール中心高さ
- リールフット位置
- ガイド素材
- リング素材
- ランニングガイドサイズ
- ランニングガイド数
などです。
計算結果では、使用するガイドだけでなく、それぞれのガイドをティップから何cm、リールから何cmの位置へ取り付けるかまで表示します。
NGCのリダクションガイドを自動選定
NGCでは、スプールから放出されたラインをバット側のガイドで収束させ、その後ランニングガイドへ移行します。
このリダクション部分についても自動計算を行います。
基本的には3個のリダクションガイドを中心に構成し、条件に応じて必要なガイド径と配置位置を算出します。
例えば2500番クラスでは、
KL25 → KL16 → KT10
のような構成を基準に、後段のガイドへ接続します。
ロッドが長くなった場合でも、バット側へ大径ガイドを単純に追加するのではなく、必要な数でラインを収束させる構成を優先しています。
NGCのガイド数を自動算出
ロッド長に合わせて必要なガイド数も自動で算出します。
ガイド数を先に固定するのではなく、リダクション部とランニング部の配置が成立する範囲から必要数を決定します。
ランニングガイドについては計算後に本数を変更することもできます。
そのため、
ガイドを1個減らした場合に間隔がどの程度広がるのか
といった比較も可能です。
最終的なランニングガイド数は、使用するブランクスの曲がり方を確認しながら調整できます。
NGCのガイド配置図を表示
計算結果は数値だけでなく、ガイド配置図として確認できます。
図には、
- スプール中心
- リダクションガイド
- チョーク付近
- ランニングガイド
- トップガイド
- 各ガイド間隔
を表示します。
また、ガイドリングの位置も反映し、ラインが各ガイドリングの中心を通る状態を表示しています。
リールから第1ガイドまでの距離も図上で確認できます。
リールの実測値からガイド位置を計算
リール軸上の2点について高さを測定し、その2点間の水平距離を入力することで、リール軸の角度を算出できます。
入力するのは、
- A:測定点1の高さ
- B:測定点2の高さ
- C:測定点間の水平距離
です。
これらの実測値からリール軸の角度を求め、その角度を基準に各ガイドの候補位置とチョーク位置を算出します。リールの実寸を基準にガイド位置を検討したい場合に使用できます。
ベイト用 ガイド配置自動計算機
ベイトロッド用のガイド配置自動計算機も追加しました。
ベイトでは、使用するラインや用途によって必要なガイド径が変わるため、条件からガイド構成を選定します。
主な入力項目は、
- ロッド全長
- ライン種類
- ライン太さ
- 用途
- ガイド素材
- リング素材
- ランニングガイド数
などです。
計算結果として、使用するガイドと各ガイドの配置位置を表示します。
ベイトフィネスから太ラインまで対応
ベイト用では、使用条件に応じてランニングガイド径を変更します。
基本的な方向として、
- ベイトフィネス:4番
- 一般的なベイトロッド:5番
- 太ライン・重量級:6番
を基準にしています。
同じベイトロッドでも、軽量ルアーと太ラインを使用するロッドでは必要なガイド構成が異なるため、ライン条件を含めて選定します。
ベイトの固定ガイドとランニングを分離
ベイト計算機では、リール側の固定ガイド領域とティップ側のランニングガイド領域を分けて計算しています。
ランニングガイド数を変更しても、リール側のガイドを一緒に動かすのではなく、主にチョーク以降の間隔を変更します。
そのためランニングガイドを減らした場合は、その分だけガイド間隔が広がります。
配置図を確認しながら、本数を増減できます。
ベイト用にも配置図を表示
ベイト計算機でも、算出したガイド位置を図で確認できます。
図には、
- リール位置
- 第1ガイド
- 固定ガイド
- ランニングガイド
- トップガイド
- 各ガイド間隔
を表示します。数値だけでなく、ロッド全体に対してガイドがどの程度の間隔で配置されるかを確認できます。
ガイド素材を選択可能
各計算機では、使用するガイドのフレーム素材を選択できます。
現在選択できるのは、
- チタン
- ステンレス
です。
同じガイド構成でも、素材を変更した場合の価格差を確認できます。
リング素材を選択可能
リング素材については、
- TORZITE
- SiC
- Oリング
から選択できます。
存在しない組み合わせを、別シリーズや近いサイズへ自動的に置き換えることはしていません。
使用するガイドと価格を一覧表示
計算結果から必要となるガイドを一覧表示します。
確認できる内容は、
- ガイド型番
- サイズ
- フレーム素材
- リング素材
- 単価
- 必要数
- 小計
- 合計価格
です。
価格は2026年8月時点での希望小売価格をベースにしています。
実売価格とは異なりますが、ガイド構成を変更した場合や、チタンからステンレスへ変更した場合などの価格比較に使用できます。
変更
KRコンセプト計算機に配置図を追加
既存のKRコンセプト計算機にもガイド配置図を追加しました。
これまで表示していた、
- ガイド構成
- ガイド位置
- ガイド間隔
に加えて、ロッド上での配置を視覚的に確認できます。
図には、
- スプール中心
- リダクションガイド
- チョークガイド
- ランニングガイド
- トップガイド
- リールから第1ガイドまでの距離
- 各ガイド間隔
を表示します。
ラインについても、スプール中心から各ガイドリングの中心を通り、トップガイドまで表示しています。
FUJI参考スペックにも配置図を追加
KR計算機に搭載しているFUJI参考スペックについても、配置図を表示するようにしました。
FUJI参考スペックの場合は、登録しているガイド構成とガイド間隔をそのまま使用して図を作成します。
配置図を表示するためにガイド位置を再計算することはありません。
そのため、これまで表示していたFUJI参考スペックの数値は変更していません。
KRコンセプトでもガイド価格を表示
KRコンセプト計算機にも、
- ガイド型番
- 単価
- 必要数
- 小計
- 合計価格
を追加しました。
同じガイド構成で、
- チタン / TORZITE
- チタン / SiC
- ステンレス / SiC
などの価格差も確認できます。
KRコンセプトのトップガイドをKG系へ変更
KRコンセプトの自動計算で使用するトップガイドをLG系からKG系へ変更しました。
KRでは、
KL-H / KL-M / KL-L → KB → KT → KG
というKシリーズを中心とした構成に統一しています。
ランニングガイド径に合わせてKG4~KG6を使用します。
FUJI参考スペックについては、参考データに記載されているトップガイドをそのまま表示します。
現在使用できるガイド配置自動計算機
今回の追加によって、現在は主に以下の3種類を使用できます。
| 計算機 | 内容 |
|---|---|
| スピニング KRコンセプト | KRコンセプトを基準にガイド構成・位置を算出 |
| スピニング NGC | NGCを基準にリダクションからランニングまで算出 |
| ベイト | ライン・用途からガイド構成と配置を算出 |
いずれも、計算結果はロッドを組む際の初期配置として使用するものです。
最終的なランニングガイドの本数と位置については、実際に使用するブランクスへ仮止めし、静荷重テストで曲がり方を確認して調整してください。

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