リールの特徴は何といってもローエンドの価格帯でDCブレーキを搭載している所。
中華のDCリールはどんなもんなん?と気になっている人には無視できないリールとなっている。
実売価格は5000円以下。デザインも良い。
メーカー説明
このリールは、DC電子ブレーキシステムを搭載しており、キャスト時のスプール回転を電子的に制御します。
風の抵抗やキャスト状況の変化に応じて電磁ブレーキを自動調整し、バックラッシュ、ライン切れ、キャストミスを減らすことを狙った仕様です。
また、キャスト時にはサイドカバーのライトや電子音で作動状態を知らせる機能があり、内部のDCチップが複数の制御アルゴリズムによって、追い風・向かい風などの厳しい条件にも対応する
【仕様】
リール重量 175g 実測 179.5g
スプール径 33mm 実測 11.5g
最大巻き上げ長 78cm
ドラグ 4.5Kg
ラインキャパ 8LB 150m/12LB 110m
デザインは結構良いが、紫のハンドルノブは評価が判れる所。

ボディサイズは全長が結構短く、SEASIRのCAST PROと同じぐらい。
高さは普通のロープロファイルリールと言った感じ。

パーミング性能
★★★★☆
ボディサイズがスプール径33mm基準と言う事で、BFSリールよりは高さはあるが、結構握りやすい。
デザインも似ているダイワリールと同じような感じのパーミング感。
サイドカップの張り出しも気にならなく、ちょうど良い感じ。

キャスト性能
★★★★★
正直キャスト性能はかなり良い。
DC用のスプールは、シャフト軸に磁石が搭載されている関係でスプール重量がかなり重くなりがちであるが、このリールのスプールは33mm径のDCスプールでありながら、11.5gと軽量。
ちなみに24スティーズ SV TWのスプールは32mm径で11g。


実際にキャストの飛距離測定をしてみたが、ローエンドリールとは思えないぐらいの飛距離が出る。
DCユニットの制御は結構優秀で、キャストの前半から中盤ぐらいに掛けて糸が浮くが、ちゃんと収束していく。
DCリールの為、最長飛距離劣るが、普段使いとしては十分使える性能となっている。
巻き心地
★☆☆☆☆
はっきり言って巻き心地は悪い。
どれぐらい悪いかと言うと、リーリング時にハンドルノブにギアの振動が来るぐらい悪い。
メンテナンスで多少は改善(ハンドルノブに振動は来なくなった)したが、それでも巻き心地は悪い。
値段が値段だけに、このリールはキャスト性能に全振りしている感じ。
おそらく改造しても巻き心地は良くならないと思う。
ボディ素材や取り付け精度の問題、パーツ類をメタル素材などに置き換えていけば改善するかも知れないが、そこまでやるとせっかくの低価格の意味が無くなるので、この巻き心地のままで行くのが良い。

剛性感
★★★☆☆
ボディ剛性に関しては、ボディ素材が樹脂と言う事で決して高くは無いが、ボディの重量がそれなりに重いのと、ボディ全体に塊感があり、普通に使っていてボディが柔いと感じる事は無い。
当然メタルボディの様なしっかり感は感じられないが、不快なカタツキが無いので特段悪くない。
コストパフォーマンス
★★★★★
コストパフォーマンスは最高である。
デザインとキャスト性能に割り切った潔さが素晴らしい。
お金が無い人や、子供向けに買っても損は無いリール。
正直耐久性は分からないが、圧倒的な低価格で壊れても買いなおせば良いと言える。
総合評価
★★★★★
普通に国産のハイエンドリールを購入できるアングラーには不要であるが、子供向けや友人へのレンタルなど、値段が安いので色々な用途に使える。
正直巻き心地はかなり悪いが、それは巻物に使うから悪いのであって、底物に使うのであれば気にする事は無い。
そう考えると実売5000円以下でこのキャスト性能なら十分評価できるリールである。


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